茨城知事選 鶴田さん勝利に期待 これが原発止める道

8月27日投票の茨城県知事選で、連日精力的に支持を訴えている市民と野党の共同候補、鶴田まこみ氏(52)=日本共産党、新社会党、緑の党など6政党・団体推薦=は8月18日、県西部の桜川、筑西、結城の3市を駆け巡り、演説を聞いた多くの有権者から共感と激励の拍手がわき起こりました。

東海第2原発廃炉を主張し、くらし・福祉、教育充実の県政実現を訴える鶴田まこみ知事候補=8月18日、茨城県筑西市


知事選に立候補しているのは、鶴田氏、現職で7選をねらう橋本昌氏(71)、新人で元経産省官僚の大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦=の3人。
鶴田氏は「3人の知事候補のうちで東海第2原発の廃炉を明言しているのは私1人だけ」と強調。大型開発優先の県政からくらし・福祉優先の県政への転換を主張し、「いのち輝く県政へ」と訴えました。
応援にかけつけた元公明党副委員長の二見伸明さんは「腐り切った自民党に負けてたまるか。勝つことが原発を止め、農業を力あるものにすることができる」と必勝を呼びかけました。筑西市折本地区では地元住民の福田恒夫さんがマイクを握り「茨城でも自民党は何一ついいことをしていない。東海第2原発の廃止には大賛成。福島も原発がなければあんなことにならなかった。鶴田さんへの応援をよろしく」と訴えました。
鶴田氏の訴えを聞いていた女性は「私たち庶民のことをよく考えている候補者だと思う。なんとしても知事にしたいですね」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2017年8月19日付より転載)

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