百里基地の救難機事故 住民が抗議の申し入れ 茨城
茨城県の百里基地反対連絡協議会(百里連協)は1月28日、航空自衛隊百里基地(小美玉市)正門前で、百里基地所属のU125A救難機が、百里基地東側滑走路の着陸滑走時に機体の一部が地面に接触する「擱座(かくざ)」事故を起こしたことに対して、抗議の申し入れをしました。
この事故は22日午後に発生しましたが、小美玉市役所は防災無線で知らせることもなく、百里基地の発表は翌日でした。

百里基地正門前の道路で、百里基地の担当者(右から2人目)に抗議の申し入れを行う参加者たち(右端が梅沢さん)=1月28日、茨城県小美玉市
申し入れで、近所に住む百里連協の梅沢優さんは、「住民は不安でしょうがない。市役所は防災無線で知らせることもしない。私たちは連日の爆音でとても参っている」と訴えました。
県平和委員会や県農民連、日本共産党、社民党、新社会党も参加。「きちんと住民説明会を開いてほしい」、「昨年8月のF2戦闘機の墜落など、次々に起こる事故の原因究明はいつになるのか」、「住民の安全第一を」と求めました。抗議文を受け取った基地の担当者は「上司に伝えます」と答えました。
日本共産党県委員会には、この事故の当日に目撃した地元住民から、「救難機の脚が折れたように見えた。停止した機体は傾いていた」と電話がありました。
(「しんぶん赤旗」2026年1月30日付より転載)
