原発広げた張本人 自民は全て廃炉に 官邸前に連帯 各地で

首都圏反原発連合による今年最初の首相官邸前行動があった1月11日、首都圏各地でもそれに呼応した行動が取り組まれました。
原電は発電せず 最高利益に怒り 茨城
茨城県水戸市では、底冷えのするなか、防寒着に身を包んだ50人をこえる人たちが、東海第2原発(東海村)を有する日本原電茨城総合事務所が入居している県開発公社ビルに向かって、「東海第2、再稼働反対」「原発いらない、橋本(昌)知事は今すぐ決めろ」などの唱和を響かせました。
この日の行動は今年初めて。昨年夏の開始以降では22回目になりました。
参加者らは次々にマイクを握り、「原電は発電もしていないのに史上最高の利益をあげたというが、それはすべてわれらが納めている電気料金ではないか。料金値上げは妥当なのか」、「今年こそ東海第2は廃炉にして、原発ゼロへの第一歩に」などと訴えました。
日本共産党の江尻加那水戸市議があいさつし、「原発への態度をあいまいにしてきた民主党政権から、原発推進の安倍自公政権にかわったことで、逆に『(甚大な被害を出した)原発をこれからどうするのか』と問いやすくなった」と指摘。
「原発なくせ」の世論と運動を大きく広げることがますます重要になっていることを強調しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年1月13日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。)

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