原発推進させない 共産党茨城県委員会が東海村長と懇談
日本共産党茨城県委員会の田谷武夫委員長と大内久美子県議は1月15日、東海村役場を訪問し、村上達也村長と懇談しました。
懇談には福田明・党北部地区委員長、大名美恵子東海村議、川崎篤子村議も参加しました。
冒頭、田谷県委員長は「脱原発首長会議」をはじめとする村上村長の原発廃炉のとりくみに深い敬意を表しました。
村上村長は、「昨年の総選挙で自民党が大勝し、原発推進の流れをつくろうとしている」、「自民党が参院選挙でも勝つことになれば、あとは一直線で憲法改定まですすむ」と述べました。
その上で、「法律をつくるのは多数党かもしれない。しかし法律が適用できるかどうかは世論だ。世論を無視してつくった法律は適用ができない」と力説しました。
田谷氏は、「安倍内閣と対決して原発ゼロの運動を強めます」と決意を表明しました。
また、田谷氏は、最近NHKで放送された東海村の甲状腺エコー検査の取り組みを高く評価。
村上村長は「健康検査は県や国で実施すべきだ」との見解を示しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年1月17日付より転載)