TPP批准阻止へ運動 茨城食健連が総会
国民の食料と健康を守る茨城県連絡会(茨城食健連)は7月31日、石岡市内で2016年度総会を開き、活動方針を決めました。
▽TPP(環太平洋連携協定)批准阻止をめざす▽食・農にたいする新自由主義政策攻撃に反撃する▽家族的農業を軸とした多様で持続可能な農業の発展をめざす─などのたたかいに全力をあげる活動方針を承認しました。
総会に先立ち、全国食健連の坂口正明事務局長が「TPPをめぐる情勢と食健連運動」について講演し、TPPが農業ばかりでなく、医療や地域経済全般に重大な影響を及ぼすことを指摘。
国会決議違反のTPPを批准させないために、協定内容を詳しく知ることや宣伝・署名行動、国会議員への要請行動などが重要になっていると強調しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年8月2日付より転載)