「楽器バンク」で夢つなごう 共産党市議が活用提案 水戸市議会

水戸市議会の一般質問で6月10日、日本共産党の土田記代美市議は、小学校で金管バンドの廃部が相次ぎ、使用もメンテナンスもされない多くの高価な楽器が演奏不能になりかねないとして、市が一括管理して楽器を活用する「楽器バンク」の創設を求めました。

かつて水戸市では、ほとんどの小学校で金管バンドや吹奏楽などの部活動が活発に行われ、全国コンクールで優秀な実績をあげ、プロのトッププレーヤーも輩出。少子化やコロナの影響で活動がストップし、廃部となる小学校が相次ぎ、現在は市内33校のうち継続しているのは12校だけとなりました。

土田氏は、「楽器は1台数十万円から数百万円もする。長期間放置するとゆがみや不具合で演奏不能になる。精密な機器のため修理には多額の費用がかかる」とした専門家の声を紹介。「楽器は子どもたちが音楽に出合い、夢を築く宝であり貴重な市の財産。既に4~5年放置されており、再生できるかどうかの瀬戸際だ。市が一括して楽器の保管とメンテナンスを行い、必要なところへ貸し出す『楽器バンク』の仕組みを早急につくるべきだ」と求めました。

三宅修教育部長は、「今年度、全小中学校の楽器の使用状況調査を実施し、必要な学校への貸し出しや適切な所管替えなど、楽器の有効活用に取り組む」と答弁しました。

(「しんぶん赤旗」2026年6月13日付より転載)

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