包括的性教育って何? 新婦人取手支部が学習会 茨城
茨城県の新日本婦人の会取手支部は7月25日、東京学芸大学教職大学院の鈴木琴子講師を迎え、「包括的性教育ってなに?」と題した学習会を取手市内で行いました。
取手市教育委員会は、今年4月から「性と生命の学びプロジェクト事業」をすべての公立小中学校でスタート。県内では先進的な取り組みで、鈴木氏は講師を務めています。
鈴木氏は約30年、子どもたちへの性教育に携わってきた経験を交えながら、現場での子どもたちとの学び合いの様子を明朗に語り、「子どもたちは素直に理解できる」とし、「子どもたちは変わっていない。変わったのは環境。教育はおとなの責任だ」と強調しました。
鈴木氏は、学校における性教育が進まなかった日本の歴史を振り返り、「生物としての性は、人が生きていくための考え方でもある」と強調。
性が抱えるものとして、▽性について学ぶことを教える▽生きるための技術(生殖)▽健康で幸せに生きる▽自尊心を持って生きる▽他者を尊重して生きる─など、「『性=生』を私たちが語ること、子や孫など家族で語り合うことが大事だ」と力を込めました。
会場いっぱいの参加者から、意見や感想、質問が相次ぎました。
(「しんぶん赤旗」2026年7月28日付より転載)
