食を支える米価格に 生産者・消費者がシンポジウム 茨城

「米の価格はどうあるべきか」と題したシンポジウムが9月6日、茨城県茨城町で開かれました。「令和の百姓一揆いばらき実行委員会」が主催し、生産者や消費者など65人が参加しました。

パネリストの秋山、坂本、青木の3氏(奥右から)と、意見交流する参加者たち

パネリストの秋山、坂本、青木の3氏(奥右から)と、意見交流する参加者たち=9月6日、茨城県茨城町

実行委員会は、「令和の米騒動」をうけて「日本の食と農を守ろう」、「茨城からも声を上げていこう」と、農家や県民で結成。

パネルディスカッションで、生産者の立場からJA常陸の秋山豊組合長は、全国の地方紙と日本農業新聞の合同調査(25年5月)によるアンケート結果を示し、米の価格について、「消費者の希望は5キロ2000円台が多いが、生産者は5キロ3000円台と乖離している」と説明。

農家は農機具や肥料の費用などを合わせると、他の業者より約4倍以上のコストがかかることを指摘しました。

消費者の立場から、いばらきコープの坂本和美全域理事は、「店頭価格は市場に委ねて、生産者価格に対する補填は国が保障することが必要ではないか」と述べました。

また、パルシステム茨城栃木の青木友子常任理事は、生産者や消費者の努力では限界があるとし、「食を支える農家が続けられるために国は施策を進めてほしい」と語りました。

参加者として発言したJAやさとの廣澤和善代表理事組合長は、「国は安定的に生産でき、消費できる流通のしくみに責任を持つべきだ」と強調しました。

11月1日には、つくば市内で県内初の百姓一揆デモ行進を予定しています。

(「しんぶん赤旗」2026年9月8日付より転載)

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