新市民会館見直しを 予定地「明るい会」と党が視察 茨城・水戸

4月の茨城県水戸市長選・市議選で一大争点になった新市民会館の建設問題で、「明るい水戸市をつくる会」と日本共産党水戸市委員会は5月22日、水戸市中心部の建設予定地約1ヘクタールを視察しました。

中庭次男市議(中央)の説明を受ける視察参加者=5月22日、水戸市

中庭次男市議(中央)の説明を受ける視察参加者=5月22日、水戸市


新市民会館全体の収容人員は3,700人と巨大で、大ホールは旧市民会館の2倍の2,000席をつくる計画です。
予定地には現在、ビルや病院などが建っており、再開発方式で建設する方針。
総事業費は300億円以上と見込まれています。
視察には65人が参加。
田中真己市議、中庭次男市議、土田記代美市議らの案内で建設予定地を見て回りました。
視察後の懇談で、市長選をたたかった大内久美子党県副委員長は、「選挙戦を通じてこの計画の異常さを痛感した。反対運動を」と強調。
他の参加者からも「国保税の値上げなど、身近な問題とリンクさせて、こんな市民会館をつくらせていいのか、と市民に広く知らせていこう」「計画は白紙に戻して、見直しさせよう」などの発言が続きました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年5月23日付より転載)

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