東海第2原発 再稼働やめよ 大内くみ子氏訴え 茨城
日本共産党の大内くみ子県副委員長(衆院北関東比例・茨城4区予定候補)は11月11日、茨城県日立市と東海村内を駆け巡り、党支部や後援会のメンバーらと次期総選挙での政権交代を呼びかけました。
大内氏は、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入について、法治主義と学問・表現の自由を壊すもので、「歴史逆行の弾圧そのものだ」と批判。「他の野党と一緒に任命拒否を撤回させ、立憲主義を取り戻す」と力説しました。
また、政府が検討する福島第1原発事故のトリチウム汚染水の海洋放出をめぐり、那珂湊漁協(ひたちなか市)との懇談で、「原発事故の風評被害からようやく平常に戻った。海に放流するのは認められない」と反対の声が寄せられたと紹介。
「事故が起きれば暮らしも産業も戻らない。立場の違いを超えて、東海第2原発の再稼働ストップを実現しよう」と訴えました。
演説を聞いていた70代の女性は、「東海第2から3キロ圏内に住んでいる。事故が起きれば福島と同じことになり避難できるかも分からない。とにかく廃炉にしてほしい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2020年11月12日付より転載)