緊急着陸の原因究明を 百里基地で油圧系統のトラブル

航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)での油圧系統のトラブルによるF2B戦闘機緊急着陸(1月30日)を受け、百里基地反対連絡協議会などは2月11日、防衛省に原因究明などを求めて申し入れしました。
事故を起こしたのは、三沢基地所属の第3航空隊第3飛行隊F2B戦闘機で、百里基地を離陸36分後に「緊急事態」を宣言し、百里基地に緊急着陸。
燃料漏れが発生しながら飛行していたとされ、誘導路上に停止後、百里基地内の消防が出動しました。
申し入れでは、▽事故の原因究明と対策▽17~21日まで百里基地上空で行われる「模擬空対地射爆撃訓練」の中止▽日米共同訓練への百里基地所属のF4戦闘機の参加中止─の3項目を求めました。
(「しんぶん赤旗」2020年2月18日付より転載。申し入れ全文は茨城県平和委員会発行「平和かわら版」No.864[PDF]へ)

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