森友疑惑追及の共産党大きく 茨城・取手で宮本岳志議員が国会報告
国会で「森友学園」への国有地格安払い下げ疑惑追及の先頭に立っている、日本共産党の宮本岳志衆院議員が3月18日、茨城県取手市で開かれた、党と後援会主催の「春のつどい」にかけつけ、国会報告を行いました。
「日本共産党が『森友学園』の疑惑を追及できるのは、国民を裏切らず、企業・団体の献金も、政党助成金も受け取らない清潔な党だからだ」と切り出した宮本氏は、森友学園が運営する小学校の4月開校をストップさせたことについて、「共産党と野党共闘、国民世論の勝利」と強調しました。
宮本氏はさらに、森友学園にまつわる数々の疑惑を調査する日本共産党の活動を詳しく紹介。
「この奇怪な土地取引は、政治家の関与なしにはありえない。それは自民党政治家だけとは限らない」と、維新の政治家や国、府などの関与疑惑も指摘。
教育勅語を暗唱させる学校づくりを厳しく批判しました。
その上で宮本氏は、森友学園・籠池泰典理事長の証人喚問の場で、疑惑の全容解明に全力を尽くす決意を表明。
「論戦力のある日本共産党を強く大きくすることが、安倍内閣を追い詰め、新しい政治を切り開く確かな力になる」と力を込めました。
小林きょう子氏(衆院茨城3区予定候補)があいさつし、取手市選出の上野高志県議が県政について報告しました。
(「しんぶん赤旗」 2017年3月20日付より転載)