東海第2原発 県民投票実現へ 条例制定めざし集会 水戸
東海第2原発(茨城県東海村)再稼働の賛否を問う「県民投票条例」の制定をめざして、1月6日から始まった署名期間(3月6日まで)の折り返しとなった2月11日、水戸市内で「県民投票トークライブ」が開かれました。「いばらき原発県民投票の会」の主催。
県民投票の会事務局長の曽我日出夫氏が、2月10日現在で目標の約4割にあたる2万745人分が集められたと紹介。「どれだけ広範な人に働きかけるかにかかっている」と述べました。
参加者はスーパーマーケットや戸別訪問での署名呼びかけなど、活動を交流しました。
沖縄県で辺野古新基地建設をめぐり、条例制定の運動に取り組んだ元山仁士郎さんら5人のゲストが参加者と意見交換。
元山さんは、「自分事として原発について考えていくことがきっかけになって、さまざまな問題につながっていく。自信をもって取り組んでほしい」と激励しました。
条例制定に必要な有権者の50分の1にあたる約5万人分を目標に署名運動が展開されています。
(「しんぶん赤旗」2020年2月18日付より転載)