核兵器禁止条約発効 日本も参加を 各地で宣伝 茨城
核兵器禁止条約が発効した1月22日、各地で核兵器廃絶を求め、条約に批准しない日本政府を批判する宣伝が行われました。
水戸市のJR水戸駅南口では、原水爆禁止茨城県協議会のメンバーらが宣伝しました。
加藤岑生会長は、「条約発効は被爆者や国民の長年の運動が結び付いたものだ。人類と共存できない核兵器に悪の烙印が押された」と強調しました。
新日本婦人の会茨城県本部の河野恭子会長は、「この日を首を長くして待っていた。核兵器を持っているだけで違法になる画期的な条約。今度は日本政府に批准・署名を求めよう」と訴えました。
日本共産党の上野高志委員長は、「今日は歴史的な日。核なき世界へ引き続き力を尽くしたい」とあいさつしました。
通りかかった高校1年の男子生徒(15)は、「核兵器は命も平和も壊し、誰も得をしない。条約の成立は良かったと思う」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2021年1月23日付より転載)