県立病院 赤字17億円超 江尻氏、追加支援求める 茨城県議会

茨城県内にある県立3病院の経営状況をめぐり、2025年度決算の赤字が17億6000万円にのぼることが分かりました。県病院局が6月10日の県議会保健保祉医療委員会で明らかにしました。

県内には中央病院(笠間市)、こころの医療センター(笠間市)、こども病院(水戸市)の県立3病院があり、損失額はそれぞれ14億5200万円、2億800万円、1億円。こども病院は前年度6,400万円の黒字でしたが、赤字に転じました。

3病院の24年度の赤字額は計15億700万円で、県は人件費や物価高騰にともなう経費増を要因にあげています。

海老根勝也経営管理課長は、国の診療報酬改定にともない、3病院で8.3億円の増収を見込むものの、「診療報酬のみでは黒字にならない。入院外来(患者)を増やし、経営改善に努めたい」と述べました。

日本共産党の江尻加那県議は、中東情勢の悪化による医療現場への影響で、診療報酬の上昇分の打ち消しが避けられないと指摘。国の診療報酬の抜本的な改善と同時に、県としての追加支援を求めました。

(「しんぶん赤旗」2026年6月13日付より転載)

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