反対世論を高めよう 百里基地問題で学習会 茨城

高市政権が日本各地で自衛隊基地に長射程ミサイル配備を進めるなか、配備計画のある航空自衛隊百里基地(小美玉市)についての学習会とDVD「日本を戦場にするな」の上映会を、茨城県内の平和団体が5月31日、水戸市で開きました。
主催は、茨城平和擁護県民会議や県平和フォーラムなどが協賛する、DVD上映実行委員会。

梅沢さんの話を熱心に聞く参加者

梅沢さん(中央奥)の話を熱心に聞く参加者=5月31日、水戸市

学習会の講師で、百里基地近隣に住む梅沢優さん(百里基地反対同盟)は、「長射程ミサイル配備は憲法違反そのものだ。軍需産業の利益のためにやることだ」と強く批判。
百里基地に隣接する茨城空港(軍民共有空港)の新誘導路設置や、茨城空港前に市が計画する新交流拠点施設(自衛隊のアピールブースなど)の構想が進んでいる実情を報告しました。

海軍航空隊の百里原飛行場は戦後、開拓地として解放され、1955年に地元の町長が基地の誘致運動を開始。
56年5月に防衛庁(現・防衛省)が基地設置計画を発表したことに対し、8月に基地反対同盟と同志会を結成。
57年には基地反対派の町長が当選し、ブルドーザーなどの進入阻止座り込みや58年からの百里裁判開始、66年に初午祭の開始、一坪運動、くの字に曲がった誘導路と平和公園など、今に続くたたかいの歴史を語りました。

梅沢さんは、「憲法が危うい状況になっている今こそ、現状を伝えて危機感を持っていかなければならない。全県で反対運動の世論を高めましょう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2026年6月2日付より転載)

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