茨城・取手 総がかり行動でデモ

茨城県取手市で12月19日、「戦争させない/9条壊すな!総がかり取手行動パート70」(実行委員会主催)が行われました。集会では、11月26日の“2025平和のつどいin取手”で開催された「前川喜平氏講演」の録画を視聴。終了後、「憲法9条改悪反対」など横断幕や旗を掲げ、アピールしながら市内をデモ行進しました。

開会あいさつで、総がかり行動の遠藤俊夫実行委員長は、「大軍拡ストップへ、みんなで力を合わせていきましょう」と呼びかけました。

「戦後80年、憲法9条が守った日本の平和」と題した前川氏の講演録画は、立憲主義を破壊し、アメリカとともに戦争する国づくりへ突き進む高市早苗政権を批判。前川氏は、「高市首相は台湾有事の発言をすぐに撤回するべきだ」と強調しました。

さらに前川氏は、憲法9条の人類史的意義を指摘し、憲法の精神にのっとり教育基本法が1947年に制定されたことを紹介。「教育は平和を実現する手段にも、戦争を起こす手段にもなり得る。だから、戦争をしたい権力者の手に教育を委ねてはいけない」と力説しました。

デモ行進を終えて、総がかり行動の根本和彦事務局長は、「平和を守るために引き続き、がんばりたい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2025年12月20日付より転載)

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