開発優先変えよう 統一地方選が告示 4月23日投票
統一地方選の後半戦が4月16日告示され、茨城県は、水戸市(定数28、立候補34人、うち共産党3人)、日立市(定数24、立候補28人、うち共産党2人)、土浦市(定数24、立候補32人、うち共産党2人)、筑西市(定数24、立候補27人、うち共産党3人)など12市に22人を擁立しました。
このうち取手市議補選(選出数2)は、無投票で新人の佐野太一氏の当選が決まり、共産党の4議席を回復しました。
県都・水戸市では、田中まさき候補(54)、土田きよみ候補(58)=以上現=、なかにわ由美子候補(50)=新=が現有3議席の絶対確保に向けてそれぞれ第一声をあげました。現職18人、新人14人、元職2人が立候補し、6人はみ出しの大激戦です。
3候補は、当初の5倍の事業費となった市民会館整備(360億円)や水戸駅北口のマンション開発への補助など、開発優先の市政を批判。学校や市民センターなどの改修、県内の市で一番高い介護保険料の値下げ、東海第2原発の廃炉を訴え。
「人を大切にする市政へ押し上げてほしい」と呼びかけました。
水戸市長選には「明るい水戸市をつくる会」の大内くみ子氏(73)=無所属・新=、取手市長選には「希望の取手をつくる会」の小池えつ子氏(47)=無所属・新=がそれぞれ立候補しています。
水戸市長選 大内くみ子氏が立候補
水戸市長選には、日本共産党も参加する「明るい水戸市をつくる会」の新人、大内くみ子氏(73)=無所属=が立候補しました。現職の高橋靖氏(57)との一騎打ちです。
取手市長選 小池えつ子氏が立候補
取手市長選には、「希望の取手をつくる会」の小池えつ子氏(47)=無所属・新、日本共産党推薦=が立候補しました。同じく新人の中村修氏(61)=自民・国民民主推薦=との一騎打ちです。
取手市議補選 無投票で佐野太一氏当選 現有4議席回復
4月16日告示された取手市議補選(選出数2)が無投票になり、日本共産党の佐野太一氏(54)が初当選を果たしました。日本共産党は現有4議席を回復しました。
(「しんぶん赤旗」2023年4月18日付より転載。候補一覧はこちらをご覧ください)