東海第2原発問題 県民投票運動振り返る 市民が報告会 茨城・高萩

東海第2原発再稼働の賛否を問う「県民投票条例」の制定をめざし、活動した市民らが取り組みを振り返る「8・30県民投票報告集会」が8月30日、茨城県高萩市で開かれました。
「東海第2原発の再稼働についての県民投票を進める会@たかはぎ」が主催したものです。

条例制定をめぐっては、全県で8万6703人分の署名が集まりましたが、今年6月の県議会で否決されました。
主催者で高萩市の片山吉成さんは、「取り組みは、県民投票を願う多くの県民の意向を背負っていた。運動で集まった市民の良識をつないでいきたい。さらに世論を広げたい」と話しました。

「いばらき原発県民投票の会」の曽我日出夫事務局長は、「再稼働への意思表示をするという民主主義をかけた運動だった。色々な人が協力してくれたことは一つの成果だった」と振り返りました。

「今改めて原発の諸問題とは」をテーマに花島進さん(日本共産党那珂市議)が講演。
「東海第2原発で事故が起きれば、広範囲で甚大な被害になる。原子力事業者には批判精神がなく、原発を動かさないためには道理を尽くしていくべきだ」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2020年9月2日付より転載)