秘密保護法作らせない ネットワークいばらき結成
秘密保護法案の廃案をめざす「秘密保護法を作らせないネットワークいばらき」の結成総会が11月7日夜、水戸市内で開かれました。
50人余の参加者は「ネットワーク」の結成を確認し、▽集会や学習会を開く▽街頭宣伝や署名活動をする▽国会議員に廃案を要請する─などの活動方針を決めました。
11月14日には水戸市内で昼休みデモを、24日には水戸駅周辺で宣伝行動を計画しています。
結成総会に先立つ学習会で講演した田村武夫・茨城大学名誉教授は、秘密保護法案提出の背景について、「アメリカからの圧力に加えて、日米共同戦争や集団的自衛権の行使を志向する安倍内閣が憲法9条を守る国民の運動への弾圧も意図したものだ」と指摘。
「私たちの運動で廃案にしよう」と呼びかけました。
参加者からは、「法案の危険性を多くの人に知らせていくことが大切」「背筋が寒くなる法案だ」「全有権者を対象にした宣伝も必要」などの声が出されました。
また、世論で国会を包囲し、秘密保護法案を廃案に追い込み、自由と民主主義を守り抜くことを呼びかけたアピールを満場の拍手で採択しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年11月9日付より転載)