東海村議選告示 東海第2原発の再稼働止める 大名みえ子候補が第一声
1月14日告示された茨城県東海村議選(定数18=2減、19日投票)で、議席確保をめざす日本共産党の大名みえ子候補(65)=現=が第一声をあげました。
選挙戦は現職18人、新人3人の21人が立候補(共産1、国民1、公明2、無所属17)し、3人はみ出しの激戦になりました。
東海村は日本原電が再稼働を狙う東海第2原発の所在地。
原電や日立製作所、旧動燃、旧原研などの“原子力ムラ”丸抱えの候補者もいます。
「再稼働は許さない」という世論の広がりを敵視し、危険な老朽原発の延命を策しています。
第一声で大名候補は、「東海第2原発の再稼働にストップをかける」と強調。
国保税や介護保険料の引き下げ、学校給食の無償化などの政策を示し、「だれもが安心して暮らせる村をつくるために全力をつくす」と訴えました。
江尻加那県議が、村民の暮らしを守る共産党議席のかけがえのない値打ちを示し、茨城大名誉教授の田村武夫さんは、「原発が立地する村の共産党議席は全国の反対運動にとって大きな存在だ」と、必勝をよびかけました。
(「しんぶん赤旗」2020年1月15日付より転載)