最賃アップに尽力 茨城労連が春闘方針を決定
茨城県労働組合総連合(茨城労連、白石勝巳議長)は1月19日、水戸市内のホテルで第63回評議員会を開き、2019年国民春闘方針を採択しました。
あいさつで白石議長は、「職場と地域から切実な要求を掲げ、実現に向けて団結してたたかおう」と述べました。
春闘方針では、▽改憲策動と戦争する国づくりに反対する▽賃金引き上げで労働者・国民の要求を実現する▽労働法制をめぐるたたかいで勝利する▽東海第2原発の再稼働を許さない▽統一地方選と参院選で安倍内閣を退陣に追い込むーなどを呼びかけています。
討論では、「医療や介護の現場で働く人の最賃アップに引き続き力を入れる」(県医労連)、「要求をしっかり掲げ賃金上積みを図りたい」(JMITU)、「賃上げと非正規雇用の正規化で豊かな地域づくりを」(自治労連)、「地域の身近な労働要求を取り入れながら春闘をたたかいたい」(電機ユニオン)、「人員拡充と公正な賃金で安全・安心な建設産業へ」(茨城国公)、「劣悪な条件で働く人たちを守るために頑張りたい」(全国一般)などの発言が続きました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2019年1月23日付より転載)