産廃処分場 候補地として不適当 連絡会が市に要望書 茨城・日立

茨城県が日立市諏訪町に計画している公共関与型の産業廃棄物最終処分場をめぐり、「県産業廃棄物最終処分場建設に反対する連絡会」(荒川照明代表)は8月31日、小川春樹市長宛てに「要望書」を提出しました。
橋本仁一市生活環境部長が応対しました。

市の担当者に産廃処分場の整備をめぐり「要望書」を手渡す「連絡会」の荒川照明代表

市の担当者(右)に産廃処分場の整備をめぐり「要望書」を手渡す「連絡会」の荒川照明代表=8月31日、日立市役所

産廃処分場の建設を巡っては、県が今年5月、笠間市にある「エコフロンティアかさま」の後継施設として、日立市諏訪町への整備を表明しています。

要望は、▽県知事に対して、産廃処分場の建設を受諾しない立場で意見を伝えること▽市として、「市民の意見を聞く会」を小学校区単位で開催するなど、市民の意見を集約すること─の2点です。

申し入れに参加したメンバーは、「エコフロンティアでは全県平均の倍近いダイオキシンが出ており、候補地でも汚染が懸念される」、「人口が多く密集度も高い地区。候補地としては全く不適当だ」と主張。

また、東海第2原発から12キロ地点にあり、過酷事故が発生すれば処分場の管理が不可能などと訴えました。

橋本部長は、「いただいた意見は良く理解した。総合的な内容を勘案し判断していく」と答えました。

「連絡会」の荒川代表は、「市民は処分場がつくられることを心配している。反対という声があるということを知らせて広げていきたい」と話しています。

(「しんぶん赤旗」2020年9月1日付より転載)