最賃大幅引き上げを 共産党茨城県委員会が労働局に要請
日本共産党茨城県委員会(上野高志委員長)は7月1日、茨城労働局と茨城地方最低賃金審議会に、県の最低賃金の大幅引き上げを求めました。江尻加那県議と高橋誠一郎・参院茨城選挙区候補が参加しました。

担当者(右)に要請書を渡す上野氏、高橋氏、江尻氏(左から)=7月1日、水戸市
県の最賃は、昨年から52円アップして1,005円ですが、くらしを圧迫する深刻な物価高騰の対策として、緊急の大幅な引き上げが求められています。
江尻氏は、「労働者の7割が働く中小企業の支援は重要」と指摘。「生産性向上の補助だけでなく、直接支援の抜本的強化が求めれている」と強調しました。
高橋氏は、労働者などから寄せられた声として、「1,500円以上の最低賃金や、社会保険料の負担軽減は何としても実現してほしい」と求めました。
応対した江口勇次労働基準部長は、「ご意見はしっかりと伝えます」と応じました。
(「しんぶん赤旗」2025年7月3日付より転載)