東海第2原発差止訴訟 地震動の過小評価指摘 原告ら主張 水戸地裁

運転開始から40年を超えた東海第2原発(茨城県東海村)をめぐり、住民らが運転差し止めを求めている裁判の第26回口頭弁論が7月18日、水戸地裁(前田英子裁判長)で開かれました。
この裁判は、東海第2原発の重大事故が、原告らの人格権に多大な侵害を与えるなどとして、事業者である日本原子力発電に対して運転の差し止めを求めているもの。

口頭弁論終了後、報道陣の取材に応じる原告と弁護団ら

口頭弁論終了後、報道陣の取材に応じる原告と弁護団ら=7月18日、水戸市

この日の口頭弁論で原告側は、東海第2原発をめぐる地震動想定が過小に評価されていると主張。
「原電側の想定が最大限の地震動を検討していない」として、想定が不適切な評価方法に基づくと指摘しましたが、原電側は「持ち帰って検討する」と述べるにとどまりました。

原電側はこれまで、想定を上回る規模の地震動の発生について「完全に否定し尽くすことはできない」とした上で、「安全機能が損なわれるリスクを低減していく努力を継続する」などと釈明していました。
次回口頭弁論は11月7日午前11時からの予定。

(「しんぶん赤旗」2019年7月24日付より転載)