大事な税金 福祉増進に 茨城知事選 田中しげひろ氏ら街頭宣伝

茨城県知事選(8月21日告示、9月7日投開票)に挑戦する「いのち輝くいばらきの会」の田中しげひろ氏は8月6日、水戸市のJR水戸駅南口で決意や政策を語りました。推薦する日本共産党の、江尻加那県議と高橋誠一郎県政策委員長がともに訴えました。

茨城大学の副学長を務めた地方自治の専門家で、県知事選3回目の挑戦となる田中氏は、「県民の大事な税金で県民の福祉を増進するのが地方自治体の役割だ」と強調。「誰もが安心して暮らせる茨城に変えていく」と述べ、くらしや医療、教育、農業、環境問題などの公約を訴えました。

田中氏は、待ったなしの気候危機対策では「当県に多い石炭火力発電所の廃止へ関係機関に働きかけていく」と訴え。全国で茨城だけが行っていない「ゼロカーボンシティー宣言を直ちに行う」と表明しました。

参院選で選挙区候補として奮闘した高橋氏は、「今後も消費税減税など党の公約実現にがんばる」とあいさつ。原爆投下から80年の8月6日の広島にふれ、「核兵器禁止条約に日本が一刻も早く参加することを求めていく」と強調しました。

江尻氏は、「パワハラなどが横行する大井川和彦知事の県政から民主主義を取り戻す選挙。田中しげひろさんとともに茨城を変えていこう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2025年8月8日付より転載)

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