暮らし大切にする市政に 水戸市長選公開討論会 大内くみ子氏が表明

水戸市長選(4月23日投票)をたたかう「明るい水戸市をつくる会」の大内くみ子氏(73)=新、日本共産党推薦=と高橋靖氏(57)=現=の公開討論会が4月14日、市内で開かれました。水戸青年会議所が主催したもの。

大内氏は、「暮らしや福祉、教育を大切にする市政にしたい」と表明。
高橋市政が学校給食の調理業務や市立図書館の運営、放課後児童教室などを次々と民間委託し、そのしわ寄せが子どもたちに及んでいると批判し、「民営化をただちにやめ、小学校給食や18歳までの医療費無償化をめざす。子どもの成長に責任がもてる市政にする」と力説しました。

高橋氏は、大企業誘致を進める考えを示す一方、学校給食や子ども医療費の無料化は「段階的に優先度を決めてやっていきたい」と述べるのみでした。

東海第2原発(東海村)について大内氏は、「避難計画などできない。廃炉にする確かな力として頑張りたい」と主張。高橋氏は、避難計画の策定や市民理解を前提に判断すると述べました。

(「しんぶん赤旗」2023年4月19日付より転載)

おすすめ