希望もてる国つくる 議会報告会で高橋誠一郎氏ら訴え 茨城・城里
日本共産党の高橋誠一郎氏(衆院茨城1区予定候補)は7月8日、城里町の議会報告会で次期衆院選での党躍進を訴えました。江尻加那県議、藤咲芙美子町議が参加しました。
高橋氏は、マイナンバーカードの強要をめぐり、「財界言いなりで自治体の個人情報を差し出すものだ」と強調。岸田文雄政権による戦争する国づくりに反対するととともに、大学など高すぎる学費負担の軽減、給付型奨学金の大幅拡充を訴え、「暮らしでも平和でも希望がもてる日本をつくりたい」と訴えました。
江尻氏が、2019年の台風19号で広範囲に広がった城里町での住家の浸水被害に言及。先月の記録的な大雨で龍ケ崎市の牛久沼が越水し、同様の被害が出たとし、「町でも河川整備、県・市管理のダム機能の強化を求めるなど、自治体の役割を果たしたい」と述べました。
藤咲氏は町営住宅の移転にともない、引っ越し費用が払えず借金をせざるを得なかった町民の声を紹介し、移転補助について引っ越し前に支給するよう求めたと紹介。
家族や親族が亡くなった後の行政手続きをワンストップで行える窓口が、10月から庁舎内に開設されるとし、「町民の声を何度も届けて実現できた。これからも町政に生かせるよう頑張りたい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2023年7月11日付より転載)