補正予算案を茨城県知事が発表
茨城県の大井川和彦知事は4月21日、新型コロナウイルス対策をめぐり、963億3300万円の補正予算案を発表しました。
主な事業は、▽感染拡大防止策と医療提供体制の整備▽県民生活への支援▽県内産業への支援─の3点。
1事業所あたり最大30万円の休業要請「協力金」や、生活困窮者に対応する支援員の増員、県立学校の生徒への端末整備、国の雇用調整助成金への県独自の上乗せ支援などです。
公的融資や民間金融機関からの借り入れが困難な事業者に対し、200万円を上限とする県独自の「貸付金」制度を創設します。
大井川知事は、休業要請の対象施設も東京都並みに拡大すると発表。
来月6日までの期間で、▽ネットカフェや漫画喫茶などの遊興施設▽大学・専門学校、学習塾▽体育館や屋内・屋外水泳場、ボウリング場などの運動・遊技施設─などを追加し、飲食店や喫茶店などには朝5時から夜8時までの営業時間の短縮を要請しました。
(「しんぶん赤旗」2020年4月25日付より転載)