原発から自然再生エネルギー利用に転換を 水戸市内で小泉元首相

政界引退後、原発ゼロを訴えている小泉純一郎元首相を招いた講演会が4月14日、水戸市内で開かれ、約1400人が参加しました。脱原発を掲げて活動している茨城県内の団体でつくる実行委員会が主催したもの。

「日本の歩むべき道」と題して講演した小泉氏は原発推進から原発ゼロに舵を切ったきっかけは福島第1原発事故だったことを明かし、「原発推進論者にだまされて悔しかった。“多重防護”などというのはウソだった」と振り返りました。

東京電力などが東海第2原発の20年運転延長をねらう日本原電に巨額の対策費を支援する計画について、小泉氏は「原発事故の損害賠償もできない東電にカネが出せるとは常識では考えられない」と一蹴しました。

そのうえで、「事故を絶対起こしてはならないのが原発。航空機や自動車による事故の比ではない」と述べ、被害や影響は広範囲かつ後世に及ぶ危険性を指摘し、「原発問題に保守も革新もない」と繰り返し強調。「メルトダウンのピンチをチャンスにして、自然再生エネルギーを利用した日本をつくろう」と呼びかけました。

水戸市内の男子高校生は「原発については、若い私たちも考えていかなければならないことだと思った」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2017年4月16日付【社会面】より一部加筆して掲載)


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