水戸市民会館 市民が望む施設計画に 街頭で署名協力呼びかけ

水戸市が再開発事業で計画している巨大な新市民会館(収容人員3,700人、総事業費320億円以上)の建設問題で、「新・水戸市民会館計画を白紙にもどし、市民の声を反映させる会(市民の会)」は12月17日、市民が望む市民会館の建設を求める署名運動を始めました。

「市民の会」は、水戸市の建設案について、▽子や孫の代まで借金を背負わせる▽3,700人収容の巨大施設は需要が見込めず、維持費がかかる▽駐車場が300台しかない─などと批判。
計画を白紙に戻し、中・小規模のホールや多くの会議室を備えた、使い勝手のいい市民会館の建設を求めています。
建設計画地に隣接する市中心部で取り組まれた署名行動には約30人が参加。
「市民の会」の田中重博代表、日本共産党の土田記代美市議らが署名への協力を呼びかけました。
署名に応じた人たちは、「とんでもない計画。見直すべきだ」「税金のムダづかい。そんなお金があるのなら、福祉に回してほしい」「今どき、大きなホールをつくっても需要は見込めないでしょう」などと話していました。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年12月18日付より転載)

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