茨城・県民共同アクション 改憲許さぬ声大きく いわぶち友氏ら訴え
水戸市のJR水戸駅北口で12月19日、「県民共同アクション」が取り組まれ、約80人が憲法9条改憲阻止などを呼びかけました。
「戦争法の廃止を求める茨城県民連絡会」が主催し、日本共産党のいわぶち友参院議員も参加しました。
「連絡会」の田中重博茨城大学名誉教授は、主催者あいさつで、「軍事大国化への道を歩もうとしている」と岸田文雄政権の危険性を指摘。「世論と運動を発展させ、参院選で国民が希望が持てる政治を実現しよう」と訴えました。
参加者はリレートークで、「東海第2原発の再稼働工事が進んでいる。廃炉をめざし運動を続けよう」、「生理の貧困を解決したい。ジェンダー平等社会を進め、女性が人間らしく生きられる社会をつくろう」と訴えました。
小学6年生の時に広島で被爆した茂木貞夫さん(88)もマイクを握り、「核のない、本当に素晴らしい日本をつくるために力を合わせて頑張りたい」と力を込めました。
いわぶち氏は、敵基地攻撃能力の保有を狙う岸田政権を「安保法制に続く憲法違反に踏み込もうとしている」と指摘。
来年の参院選が憲法を守る正念場だと強調し、「改憲を許さない声を大きく広げ、草の根の運動と連帯して全力を尽くす決意です」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2021年12月20日付より転載)