政権交代つながる参院選に いわぶち友氏迎え集い 茨城・ひたちなか
茨城県ひたちなか市で12月19日、日本共産党のいわぶち友参院議員(参院比例予定候補)を迎えた集いが開かれ、12人が参加しました。
総選挙をたたかった大内久美子党県副委員長も参加し、来年の参院選・県議選での党躍進を誓い合いました。
北関東が新たな活動地域になったいわぶち氏。
東日本大震災を経験し、「福島原発事故の被害を受けた被災者の声を届けたい」、「原発のない社会をつくってほしいという声とともに国会に送っていただいた」と、参院議員になった原点を紹介しました。
参加者はいわぶち氏と意見交流。
市内で幼稚園の理事をしている女性は、「原発再稼働に反対のスタンディングを毎月している。近くの東海第2原発で事故が起きれば住んでいられなくなる」と不安を漏らしました。
いわぶち氏は、東海第2原発の運転差し止めを命じた3月の水戸地裁判決に触れ、「自治体は避難計画をつくると言っているけれど、長い車列ができたり放射線量が高い場所に避難することになったりと、福島の経験から考えても難しい。さらに規模の大きい関東圏での避難は現実的ではありません。来年は東海第2原発の再稼働をめざす動きがある中で、参院選と県議選もある。再稼働ストップへ正念場の年です」と力を込めました。
参加者から、「車を持たなくなり、移動手段に困っている。1回4千円の医療費なのに交通費が7千円。深刻です」、「医療費が上がって、お金のない人が生きていけない世の中になっている。お年寄りが希望を持て、生きていてよかったと思える世の中にしたい」などの感想が相次ぎました。
大内氏は、「軍事費を増やして、医療や福祉を減らし続ける税金の使い方を変えないといけない」と強調。
いわぶち氏は、「社会と政治を変えたい市民の思いに寄り添い、参院選では政権交代につながる結果をつくろう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2021年12月21日付より転載)