職場・地域、子育て… 政治変えるには 「真ん中世代」交流会を毎月開催 茨城・取手

茨城県取手市で12月26日、真ん中世代交流会が開かれました。日本共産党の上野高志県委員長と小池悦子市議も参加しました。

(茨城県・高橋誠一郎)

市内の保育園で働く40代の女性は、4歳の娘と参加。
「コロナに振り回された1年でした。学校がオンライン授業になり、中2中3の食べ盛りの子どもに3食用意しないといけなくなった。食費が結構な負担になり、お米をもらえたらなと思った」と話しました。

私立高校に通う子どもがいる同僚の50代女性は、政府が進める18歳以下の子どもへの10万円給付について、「隣の守谷市は一括で10万円給付なのに、取手市は分割給付。住む場所で行政の対応が違うのは残念」といいます。
総選挙について、「政治を変えられると期待した中で共産党の議席が減ったのは残念だが、政権をめざす新しい一歩を踏み出した選挙だった。参院選に生かしたい」と前を向きます。

先月入党した50代男性は、企業でのメンタルヘルス教育や、非正規雇用の労働者を対象にした無料相談にも取り組んでいます。
「コロナ禍で相談件数が増えている。格差が広がって社会が壊れていく実感がある。党の一員としても実態を行政に届けて、参院選で力になりたい」と語ります。

取手市党では昨年7月から毎月、交流会に取り組んできました。
小池市議の市政報告をはじめ、職場や地域のこと、子育てなど話題はさまざまです。

小池市議は「政治が役割を果たしていない。高すぎる国保税の引き下げや取手駅西口開発など税金の無駄遣いを改め、来年の参院選では政治の大本を変えよう」と呼びかけました。来月23日にジェンダー学習会も企画しています。

(「しんぶん赤旗」2021年12月28日付より転載)

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