総選挙で党躍進必ず 裏金自民に審判を 塩川鉄也議員ら集いで訴え 茨城・鹿嶋
茨城県の日本共産党鹿嶋市委員会は8月18日、鹿嶋市に塩川鉄也衆院議員を迎えたつどいを開きました。
川井ひろ子前鹿嶋市議(衆院茨城2区予定候補)、江尻加那県議が、金権政治の転換と東海第2原発の廃炉を呼びかけました。
「自民党政治の害悪は、自民党政治を終わらせなければ拭えない」と切り出した塩川氏は、裏金事件をめぐる「しんぶん赤旗」の報道と党の論戦、怒りの世論が岸田文雄首相を総裁選不出馬に追い込んだと強調。
共産党が企業・団体献金と政策活動費の廃止を一貫して求め、世論に押された他党も掲げざるを得なくなっているとして、「共産党を伸ばして自民党政治への審判を下そう」と呼びかけました。
塩川氏は、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)をめぐり、戦闘機の隠ぺい施設の整備をはじめ、他国からの攻撃を前提にした基地強化が進んでいると告発。
「戦火を呼び込む政治で良いのか」と問いかけ、「対話を重ねる取り組みを北東アジアで進め、大軍拡をきっぱりやめさせたい」と力を込めました。
川井氏は、「戦争にさせないかは私たちにかかっている。声を大きくして戦争反対の声を広げたい」と力説。江尻氏は東海第2原発をめぐり、防潮堤での重大な欠陥工事が共産党への内部告発で明らかになり、工事が止まっているとし、「事故が起これば取り返しがつかないのが原発。原発に頼らない社会をつくりたい」と訴えました。
内田政文市議会議長、田口茂市議、石山淳大洗町議会副議長が来賓あいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2024年8月20日付より転載)