守れ憲法 催し多彩 「9条の碑」除幕式 茨城・土浦
茨城県の「土浦に憲法9条の碑をつくる会」は5月3日、土浦市内で「憲法9条の碑」除幕式を開きました。晴天のもと、78回目を迎えた憲法記念日の除幕式には60人が参加し、完成を祝いました。

「9条の碑」を前にあいさつする尾池氏=5月3日、茨城県土浦市
昨年12月につくる会が発足し、建立に向けて取り組みを進めてきました。建設用地は、熱意ある市民が無償で提供。県内外の25団体や個人450人余りからの賛同募金により竣工、建立に至りました。
除幕式で、つくる会の尾池誠司会長(弁護士)は、会議を重ねて準備を進めてきた経緯や、建立趣旨の平和に向けた誓いを紹介し、「憲法について学んでいきたいと決意を新たにする」とあいさつ。「(一人ひとり)改めて9条を認識していきましょう」と呼びかけました。
参加した二見伸明さん(元公明党副委員長)は、「原点に立ち返って、自由や民主主義を享受できる社会を実現していく時が来ている。単なる理想の9条ではなく実現するという規定を持った憲法であるべきだ」と語りました。
除幕式の後は、祝賀交流会も行われました。
(「しんぶん赤旗」2025年5月9日付より転載)