茨城県議会閉会 ムダな開発へ税投入 上野高志議員が反対

茨城県議会第4回定例会は12月22日、187億2600万円にのぼる今年度一般会計補正予算案、条例案など30議案を原案通り可決して閉会しました。
私学助成の拡充を求める請願(「私学助成をすすめる県連絡会」提出)、教育格差をなくし、子どもたちにゆき届いた教育を求める請願(「民主教育をすすめる県民会議」提出)は、いずれも日本共産党以外の会派の反対で不採択とされました。
採決に先立つ討論で、共産党の上野高志議員は、一般会計補正予算案に茨城空港とのアクセス道路整備費などが計上されていることを指摘。
「空港の利用促進のために、どれだけ巨額の県税投入を続けるのでしょうか」と述べ、反対を表明しました。
また、2015年度一般会計と特別会計の認定について反対し、常陸那珂港や霞ケ浦導水事業など、ムダな大型開発への税金投入の見直しを要求。
教育関係団体から提出された請願の採択を強く主張しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年12月23日付より転載。詳細はこちらから

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