憲法9条守り生かそう 茨城県民大集会に500人

水戸市内で開かれた「許すな!戦争する国づくり」11・8秋の茨城県民大集会は、県内各地から500人が参加しました。
茨城労連などでつくる同県民大集会実行委員会(田中重博実行委員長)が主催したものです。

中央ステージに向かって「戦争NO!」のプラカードをいっせいに掲げる集会参加者=11月8日、水戸市

中央ステージに向かって「戦争NO!」のプラカードをいっせいに掲げる集会参加者=11月8日、水戸市


集会で講演したジャーナリストの伊藤千尋氏は、「安倍政権は『積極的平和主義』の名で世界に戦争を仕掛けようとしている」と批判。
原発にしがみつく政治家と集団的自衛権行使を容認する政治家が重なることを浮き彫りにし、「安倍政権を倒すことが憲法9条を守り、生かす力になる」と力を込めました。
公明党元副委員長の二見伸明氏、12月の県議選(水戸市選挙区)をたたかう日本共産党の江尻かな氏が、それぞれ連帯あいさつ。
二見氏が「安倍政権を倒すために立場の違いを超えて結束しよう」とのべ、江尻氏が「安倍政権を追いつめる県議選にしたい」と語りました。
前東海村長の村上達也氏からメッセージが寄せられました。
集会は、安倍内閣の退陣を求める集会宣言を満場の拍手で採択。
参加者らは「戦争をする国づくりはやめろ」「憲法9条を守れ」などの唱和を響かせ、デモ行進しました。
デモ行進する参加者=11月8日、水戸市

デモ行進する参加者=11月8日、水戸市


(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年11月9日付より転載)

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