“私も署名したい” 集団的自衛権反対 宣伝に反響 9条こわすな 茨城・水戸

閣議決定で集団的自衛権行使を容認しようとする安倍政権の暴走を阻止しようと連日、各地で宣伝行動などがとりくまれています。
「安倍首相は独断的」「解釈改憲は反対」「署名をしたい」と市民の怒りの声が急速に高まっています。
茨城県の「秘密保護法の廃止を求めるネットワークいばらき」は6月18日夕、水戸市内で集団的自衛権の行使容認に反対する宣伝署名行動やデモ行進を繰り広げました。
県内各地からおよそ120人が参加。
JR水戸駅北口で、「日本を戦争できる国にするな」「9条こわすな!戦争反対」「秘密保護法は廃止に」などの横断幕やプラカードを掲げ、駅利用者や通行人にアピールしました。

水戸駅北口の通路両側に横断幕やのぼり旗、プラカードを掲げて集団的自衛権行使の容認反対や秘密保護法の廃止をアピールする人たち=6月18日夕、水戸市

水戸駅北口の通路両側に横断幕やのぼり旗、プラカードを掲げて集団的自衛権行使の容認反対や秘密保護法の廃止をアピールする人たち=6月18日夕、水戸市


この日の行動をネットで知って参加したという石岡市の男性(39)は、「安倍首相は独断的だ。憲法を閣議決定で変えていいのか。集団的自衛権の行使容認には絶対反対。原発の再稼働にも反対です」と話していました。
「秘密保護法断固反対」と書いたプラカードを持っていた笠間市の女性(87)は、「戦時中、日本は戦争に勝つものだと信じ込まされていました。安倍さんは戦前に逆戻りさせたいのでしょうか」と静かな口調ながら、安倍政権の暴走ぶりに怒りをにじませていました。
「秘密保護法は絶対廃止」「日本を戦争できる国にするな」と訴えるデモ行進参加者=6月18日夕、水戸市

「秘密保護法は絶対廃止」「日本を戦争できる国にするな」と訴えるデモ行進参加者=6月18日夕、水戸市


この後、参加者らは「憲法9条を守れ」「自衛隊を戦場に送るな」「秘密保護法は廃止させよう」などの唱和を響かせ、デモ行進しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年6月20日付より転載)

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