東海第2原発 再稼働狙う原電 住民説明に否定的 茨城県議会委で証言

茨城県議会防災環境商工委員会は6月12日、東海第2原発(東海村)の適合性審査を申請した日本原電の担当者を参考人として招き、説明を受けました。
原電側は申請内容の概要や安全対策を説明し、“有用性”に理解を求めました。
各委員が「費用対効果からみて、運転再開は難しいのではないか」「今回の申請は、再稼働への第一歩と考える人もいる」などと指摘したのにたいして、原電側は「まずは安全かどうかを確認するための申請」などと回答しました。
東海第2原発の周辺住民に対する申請内容の周知について、原電側は「新聞折り込みでチラシを配っている。誰でもホームページで申請内容を見ることができる」などと言い、住民に直接説明する場を設けないで審査を乗り切る姿勢を示しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年6月14日付より転載)

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