茨城県議補選 最終盤 山中たい子候補が訴え 9月7日投票

最終盤を迎えた茨城県議補選(9月7日投開票)で、つくば市区(選出数1)での議席回復をめざす日本共産党の山中たい子候補は9月4日、「自民党候補との一騎打ち。党派を超えて野党の議席として県議会に送り出してください」と訴えました。

山中氏は、住宅開発が進む中で市民から出ている「新設の普通科高校をつくってほしい」という声を紹介し、「みなさんと力を合わせて実現にがんばりたい」と語りました。

山中氏は、大井川和彦知事が「もうかる茨城」をキャッチフレーズに、霞ケ浦導水事業など大型公共事業推進で国言いなりの県政を進めていることで、医療や福祉などは後回しにしている実態を、「税金の使い方が間違っている」と批判。「この大井川県政を支えているのが、県議会の3分の2を占めている自民党。ハッキリと物言う野党の議席が必要です。私は県政と議会の厳しいチェック役として働きたい」と力説しました。

応援に駆けつけた市民の一人は、「大井川知事は開発ばかりで福祉は置き去り。私たちの暮らしを見ていないのでないか」と話し、「山中さんに何としても県議会に戻って、福祉を充実させてほしい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2025年9月5日付より転載)

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