ハラスメント・差別許さぬ 茨城知事選 田中しげひろ候補が訴え 9月7日投票
茨城県知事選(9月7日投開票)で県内各地を回ってきた「いのち輝くいばらきの会」の田中しげひろ候補は9月3日、日立市内での最終盤の訴えに力が入ります。
田中氏は、県内を回る中で寄せられた「大井川和彦知事のパワハラは本当に許せない」という声を紹介。田中氏は、「私が知事になったらパワハラをなくします。風通しのよい県庁(職場)に変えていきます」と述べ、「あらゆるハラスメントや差別は許しません」と強調しました。
田中氏は、住民らが反対し撤回を求めている県の新産業廃棄物最終処分場建設(日立市)について、「環境を壊し、税金のムダ遣い。住民の生活を脅かす産廃処分場建設は直ちにストップさせます」と力説しました。
田中氏は、東海村にある東海第2原発について、「防潮堤工事の施工不良問題、避難計画は実効性がなく絵に描いた餅。過酷事故がおきたら取り返しがつかない」と指摘し、「東海第2原発廃炉の願いを私に託してほしい。田中しげひろを知事に押し上げてほしい」と訴えました。
午後の屋内演説会では、市内で法律事務所を開設している飯田美弥子弁護士や住民などが応援演説しました。
(「しんぶん赤旗」2025年9月4日付より転載)