茨城県知事選・東海村長選、茨城県議補選(つくば市区)の結果(2025年9月7日投開票)
☆茨城県知事選の結果(立候補3、投票率33.52%)
大井川かずひこ候補 | 447,833票 | 当選 |
田中しげひろ候補(推薦) | 162,216票 | |
内田まさひこ候補 | 158,585票 |
☆東海村長選の結果(立候補3、投票率46.94%)
やまだ修候補 | 10,659票 | 当選 |
大名あきふみ候補(自主支援) | 2,960票 | |
根本華奈候補 | 928票 |
☆茨城県議補選(つくば市区)の結果(立候補3、投票率34.05%)
塚本一也候補 | 39,121票 | 当選 |
山中たい子候補 | 24,293票 |
*選挙結果について、詳しくは茨城県選挙管理委員会のWebサイト、東海村のWebサイト、つくば市のWebサイトをそれぞれご覧ください。
ご支援・ご声援ありがとうございました。
住民守る政治実現へ 茨城知事・県議補選、東海村長選3氏が決意
9月7日投開票された地方選で、茨城県知事選では日本共産党が推薦する「いのち輝くいばらきの会」の田中重博氏、県議補選つくば市区(選出数1)では共産党の前職、山中たい子氏が「もうけ優先でなく、県民の命と暮らし優先の県政に変えていこう」と訴え、善戦健闘しました。
東海村長選では、自主支援した「対話でつなぐ明日へのとうかいプロジェクト」の大名章文氏が、「住民合意のない東海第2原発の再稼働は認めない」との立場で奮闘しました。
7日夜、開票を終えた各事務所では、各氏がそれぞれに決意を語りました。

開票を受け記者会見を行う田中氏(中央)=9月7日、水戸市
知事選をたたかった田中氏は、「全国8位の財政力があれば、県民の暮らしをもっと豊かにすることができる。農業や働く人、教育を切り捨ててきたのが自民党丸抱えの冷たい大井川和彦県政だ。大きく変えてほしいと県民は望んでおり、これからも声を上げていきたい」と述べました。

開票結果を受け、事務所に集まった支援者からねぎらいの花束を受け取る山中氏(左から3人目)=9月7日、茨城県つくば市
県議補選つくば市区では、2万4293票を得票し、参院選の比例票比で438%と大健闘した山中氏は、「自公が少数になった参院選後の自民党との一騎打ちで、どうしても勝ちたかった。(訴える中で)市民の暮らしを支える政策はかみ合っていた。引き続き公約実現にがんばる」と力説しました。

開票結果を受けて、ねぎらいの花束を受け取り、あいさつする大名氏(左)=9月7日、茨城県東海村
東海村長選で健闘した大名氏は、「(約47%の投票率の)今回の結果をもってして、東海第2原発再稼働の是非を判断できるとは決して言えない。“だれ一人とり残さない”というスローガンは原発問題でも問われる。原発のことを多くの人が理解してから是非を判断するという手続きをとるように、今後も村政に働きかけていく」と強調しました。
支援者からは「今後につながる重要なたたかいができた」と感想が寄せられました。
(「しんぶん赤旗」2025年9月9日付より転載)