原発ゼロを茨城から 笠間で高橋誠一郎氏訴え

茨城県笠間市で7月30日、日本共産党の市議会報告会が開かれ、高橋誠一郎氏(衆院茨城1区予定候補)が次期総選挙での党躍進を呼びかけました。

高橋氏は、高すぎる学費の負担軽減を力説し、50年間で国公立大の学費が50倍、私立大で10倍も上がっていると紹介。
学費の半額軽減とともに、「海外では奨学金は返さなくてもいいのが当たり前。卒業後に返済を迫られる日本の奨学金の当たり前を変えていきたい」と訴えました。

東海第2原発(東海村)について、笠間市も周辺30キロ圏内に含まれるとして、「事故が起きても避難はできない」と強調。
欧州に大きく立ち遅れている再生可能エネルギーの拡充が必要だとし、「共産党を伸ばして、原発が初めて動いた茨城から原発ゼロを実現しよう」と力説しました。

石井栄市議は、6月定例会で有機給食(オーガニック給食)の実現を求めたと紹介。今年度から市立北川根小で特別栽培米を利用した給食が始まったほか、2028年度から市内全域で有機給食の提供をめざすとする市の方針を説明し、現在は第3子以降とする給食無償化も求めたいと述べました。

林田美代子市議は、市内で定数に満たない教員配置の小中学校があるとし、授業時間数の負担軽減、教育予算の大幅増を求めたいと述べました。

(「しんぶん赤旗」2023年8月2日付より転載)

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