コロナ禍 今こそ少人数学級を 教育考える講演会 茨城・つくば

茨城県つくば市で9月6日、「豊かな学校生活を保障するには」をテーマに講演会が開かれ、和光大学の山本由美教授が、小中一貫教育の課題やコロナ禍での学校のあり方について講演しました。日本共産党つくば市議団が主催しました。

「コロナ禍の下で小規模校が求められている」と述べた山本氏は、「3密」を避けられ、子どもの学習権を保障できるなど少人数学級の意義を強調。
「教員不足の中で、必要な教員を補充できるかが最大の課題だ」と述べました。

また山本氏は、国の政策で小規模校が統廃合され、小中一貫校が設立されたものの、人口増による学校の大規模化が問題になっていると指摘。
「人口が増えた場合、新設校の整備に踏み切らないといけない」と述べ、小学校区を単位に保育園やコミュニティーセンターをつくるなど、「小学校を核にした地域コミュニティーをつくるべきだ」などと都市計画の必要性も力説しました。

参加者からは、「クラスに子どもが40人もいたら先生はつぶやきを拾いきれない。少人数学級を進めるべきだ」など感想が相次ぎ、山本氏は、「分散登校で子どもも親も良い経験をした。少人数学級を求める声も盛り上がってきている」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2020年9月8日付より転載)