政治癒着の解明急務 三浦誠赤旗社会部長が講演 茨城革新懇
平和・民主・革新の日本をめざす茨城の会(茨城革新懇)は10月14日、水戸市に「しんぶん赤旗」の三浦誠・社会部長を招き、統一協会問題と一連の「赤旗」報道をめぐる講演会を開きました。
三浦氏は、統一協会が反社会的なカルト集団であるのと同時に、反共謀略集団の“二つの顔”を併せ持ち、霊感商法など深刻な被害を広げてきたと指摘。
協会が反共を掲げる自民党とも共鳴し、安倍晋三元首相ら自民党の政治家が広告塔になっていたとして、協会と政界の癒着をめぐり、「自民党と政権による事実解明は急務だ」と強調しました。
同時に、信仰や結婚の自由を奪われ、貧困に追い込まれている“2世信者”の問題に言及し、「子どもが追い詰められる“反社会性”もある。2世の救済は政治の責任で絶対にやらなければならない」と力説。
「赤旗」が統一協会の違法性を厳しく追及できた背景に、人権や民主主義を守り抜く日本共産党綱領の路線と伝統があると述べた上で、「内閣支持率の急落もあり、茨城県議選は政局に大きな影響を与える。力を合わせて岸田文雄政権を終わらせよう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2022年10月15日付より転載)