命・暮らし守れ直球で 山中たい子氏 茨城県議選勝利へ決起集会 つくば

茨城県議選での日本共産党の勝利をめざして10月8日、つくば市(定数5)で党と後援会の決起集会が開かれ、60人余が参加しました。

県議選勝利へ決意を述べる山中氏ら

県議選勝利へ決意を述べる山中たい子氏(中央)ら=10月8日、茨城県つくば市

5期目をめざす山中たい子県議は、県内で医療過疎が深刻な鹿行地域で、「なめがた地域医療センター」(行方市)の縮小に際し、経営を支える県の役割が果たされなかったほか、2019年には保健所を削減するなど、地域医療を軽視する県の施策を批判。

土地開発の売れ残りに16年で2,600億円を投じる一方、新たな工業団地を造成しているとして、「暮らしを豊かにすべき税金が借金返済に使われている。大企業・開発優先の予算にモノを言うのが共産党」と指摘しました。

また地域交通の充実を力説。夫が危篤と連絡があり、タクシーを呼んだが4社に断られ、自転車でかけつけたが間に合わなかったという住民との対話を紹介し、「『住み慣れた街だが、ここには住めない』という声が寄せられた。胸が痛む思いだ」と訴え。
「全国8番目の財政力を生かし、『命と暮らしを守れ』と直球で求めてきたのが共産党。厳しい選挙を勝ち抜かせてほしい」と力説しました。

大内久美子党県副委員長が駆け付け、「福祉切り捨ての県政とたたかい、要求実現へ頑張ってきた山中さん。なくてはならない大事な議席。必ず押し上げてほしい」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2022年10月14日付より転載)

おすすめ