“埼玉燃ゆ”で北関東比例2議席必ず 志位委員長が訴え さいたま市

大激戦となっている総選挙(10月31日投票)での勝利にむけて、日本共産党の志位和夫委員長は10月25日、さいたま市で演説し、「『比例は共産党』を広げに広げ、『埼玉燃ゆ』の状況をつくりだして、埼玉から、北関東から、政権交代と共産党の躍進を勝ち取ろう」と呼びかけました。

志位氏は、「いま比例北関東ブロックは、1議席から2議席目を奪還できるかどうか。当落線上に向け猛追の状態です。塩川鉄也さんを引き続き働かせていただくとともに、梅村さえこさんの議席を奪還しよう。大激戦を制して押し上げよう」と力を込めました。

志位氏は、コロナから命を守るための日本共産党の提案について3つの角度から訴え。
この中で志位氏は、札幌市での居酒屋店主との懇談で、「これまでの給付金で一番役に立ったのは何ですか」と聞くと、店主から「それは持続化給付金です。でも、1回きりしか出ない。なんとかならないですか」と語られたことを紹介し、「持続化給付金、家賃支援給付金の第2弾を支給させよう」と訴えました。

その上で、法改正が問題になっていると述べた志位氏は、「罰則を強化するような方向は反対です。脅しつけて、国民を従わせようというやり方は間違っている」と批判。
法改正するなら、「自粛とセットで補償する」と明記すべきだと訴え、「いまの感染症法の一番の弱点は、これが書かれていないことです。補償をしっかり明記した法改正、新しい国会でやろうではないですか」と呼びかけました。

志位氏は、安心と希望のもてる日本をつくる「4つのチェンジ」をくわしく訴え、「この4つの願い、どうかこぞって日本共産党に託してください」と訴えました。

北関東比例の塩川候補は、コロナ禍で「自粛と補償はセットで」と求めたとして、「一連の経済政策を実現しました。日本共産党を伸ばせば、政権交代へと動かすことができる」と強調。梅村候補は「政権交代を実現し、消費税を5%に減税しよう」と述べました。大内くみ子候補が訴えました。

(「しんぶん赤旗」2021年10月26日付より転載)

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