東海第2原発廃炉を 平和行進が茨城県入り
原水爆禁止国民平和大行進(北海道―東京コース)が茨城県入りし、6月28日に北茨城市を出発しました。
茨城県原水協の加藤岑生会長が県内を行進する決意を表明。「茨城では東海第2原発の廃炉をアピールすることが大事。参院選で核兵器禁止条約に署名・批准する政府をつくる展望を開こう」と述べました。
北海道根室市から、太平洋コースを通し行進する丸宗一さん(69)は、「原発は原子爆弾と一緒だ」と話した福島県浪江町の馬場有(たもつ)元町長の言葉を引き合いに、「核兵器廃絶に向け力いっぱい歩きたい」と表明。行進に参加した15人は、「なくそう核兵器いかそう9条」と書かれた横断幕を手にアピールしました。
茨城県内の平和大行進は北茨城市を皮切りに、7月2日には水戸市に入り、10日の神栖市まで13日間の日程で行われています。
(「しんぶん赤旗」2019年7月3日付より転載)