「明るい未来感じた」市田副委員長の演説に参加者 鹿嶋
来年の参院選と統一地方選で市民と野党の共闘勝利、日本共産党躍進に向け茨城県鹿嶋市で7月28日、市田忠義副委員長と大内くみ子参院選挙区予定候補を弁士に党演説会が開かれました。
市田氏は、参加者から寄せられた「安倍首相を辞めさせるには」「野党共闘どう進める」「党綱領がめざす未来社会」-などの質問に答えながら話をすすめました。
演説に耳を傾けていた木村静枝さんは「安倍政権が強く、閉塞(へいそく)感がある中で明るい未来が開けた感じがする」と元気いっぱい。
市田氏は、本気の野党共闘実現とその勝利のためには、最も熱心に共闘に力を尽くす共産党躍進が欠かせないと述べ、12月の県議選や中間地方選など一つ一つの積み重ねが大切だと呼びかけ、参加者を激励しました。
定数2の選挙区から挑戦する大内氏は、東海第2原発について「一番の安全は、再稼働を許さず廃炉にすること」と力を込めました。
共産党の立原弘一、川井ひろ子の両市議があいさつ。立原氏は「鹿嶋では東日本大震災を契機に、国より先に一致点での共闘が広がっている」と述べながら、来賓の池田芳範市議会議長、田口茂、河津亨、出頭克明の各市議を紹介しました。
池田氏は「与野党が拮抗(きっこう)し国民のための議論をすることが大切。健全野党が絶対必要」と語ると拍手が起こりました。
演説会に向けての取り組みと当日で5人の入党者が生まれました。
(「しんぶん赤旗」【政治・総合】2018年7月29日付より転載】